第三次蒼蔦戦役は架空の未来戦記です。
２２世紀初頭、人類はワープ技術の基礎研究の副産物として時間軸を克服しました
探査の結果、２５億年後の地球から不老不死の遺伝子を持つ新人類の遺体が発見されました。

不老長寿技術を応用して宇宙制覇を企む「アシッドクラン」
侵略を否定して時間軸方向への進出を提唱する環境団体「ダウナーレイス」

両者の確執はついに戦争へ発展します。
ダウナーレイスは歴史に干渉して宇宙ロケット技術の抹殺を図ります・・・
が、「無限に広がる大宇宙〜」は男のロマン。そう簡単には潰れません。
いつの時代にも空に憧れる少年が現れ・・・の繰り返しです。タイムマシンは出現と同時に撃墜されまくり、戦争は泥沼状態。その最中、ダウナーレイスは新兵器「量子コンピューター」の開発に成功します。たった一杯の紅茶がスーパーコンピュータを凌駕する計算能力を持つという
途方も無い発明です。

アシッドクランも負けじと極秘裏に「紅茶」を入手。未来予測を行なった上、兵器を地中深く埋めて
戦闘員も冷凍睡眠させる手段に出ます。

これは、戦略紅茶物資を輸送する「ティークリッパー」と呼ばれる船に勤務する少女と
襲い掛かるアシッドクラン

さらに、宇宙進出技術を持つ文明をまるごと滅亡させる、永劫機関インガルフの激闘の記録です