歴史にIFは付き物といいますが、もし人類がタイムマシンを獲得したら何を行うでしょう？
タイムパトロールを設立して、歴史をかたくなに護り通す？「観てるだけ〜♪」？・・・・いいえ、答えはNOです。
こんな美味しい発明を単なる盗撮魔の道具に終わらせる筈はありません。
むしろ積極的に時間改変を行うでしょう。うかつに歴史に介入すれば人類存亡に関わる？
さて、現代の戦闘機は、わざと空力学的に不安定な機体をコンピューター制御によって
ラダーやフラップを絶えず微調整して騙し騙し飛ばしています。 戦闘時には制御を解除し
法外な運動性を発揮します。これはFBW(フライ・バイ・ワイヤ)と呼ばれる技術です。
湾岸戦争で一躍有名になったあのステルス機F-117もFBYを応用して何とか墜落を免れているのです
そんな次第で 飛躍的なCPUの発展〜量子コンピューターの登場により、これまでタブーとされた露骨な歴史改変が可能に
なりました。新たなビジネスチャンスが産まれたのです。
例えば人類発生以前に産業廃棄物や粗大ゴミを投棄して、新たな鉱脈を作る究極のリサイクル。
気象変動、冷害や旱魃を考慮した完璧な農業。放射性廃棄物やダイオキシンも「時間の問題」で解決
できます 。
そして、人類の悲願、マルサスの命題を解決する。 すなわち 究極の人口問題解決策
時間殖民が実現したのです
近代文明の歴史はたかだか数千年。それに紀元前の地球人口は１億に満たなかったとも
言われています。
